やっぱ、サッカーの応援は楽しい。
でも、やっぱ応援する親として自分も心がけなきゃって事が沢山あります。
私もまだまだ勉強です。
JFAのホームページには、こんなポスターがあります。
(ご存知の方もいると思いますが紹介しておきます)
PLAYERS FIRST!
この中には
こども達からの招待状
こどもエリアに入る前に!
PlayersFirst!!
ベストサポーターダイジェスト
などがあり、私も考える事が多々ありました。
その中でもPlayersFirst!の19ページにある
スイスサッカー協会の子供向けサッカー絵本の前文「パパへの手紙」は
考えさせられました。
----Fユース(U-9)の子どもからパパへの手紙スイスFA こども向け絵本の前書き-----
パパ、パパがこないだピッチの外に置いてあったゴールによじ登ってレフェリーに文句を言った
でしょ。あの時、僕はすごく頭にきて泣きそうになったんだ。あんな怒り方、今まで見たことなかっ
たよ。たぶん、レフェリーが間違ったんだとは思う。でも、僕がたとえパパの言うように「レフェリー
のせいで」試合に負けたんだとしても、そんなことはどうでもよくて、僕はとっても楽しかったんだ。
わかってほしいんだ、パパ。
僕はプレーしたい、それだけなんだよ。僕は楽しみたいんだ。
だから、僕がプレーをしているときには、「パスしろ!」とか「シュートだ!」とか、叫び続けるのはやめて。
パパの言うことはあっているのかもしれないけど、僕が緊張してしまうんだ。
パパ、もう一つあるんだ。試合中にコーチが僕のことを交代させても、怒らないで。
僕は、ベンチにすわってみんながプレーしているのを見るのだって楽しいんだよ。
僕らは大勢いるし、みんながプレーしなきゃだめでしょ。
それから、僕にサッカーシューズをきれいにするやりかたを教えてくれる?
僕のなんだからパパがやってくれなくていいんだ。
僕が自分でできるようにならなきゃいけないんだよ。
それからスポーツバッグは僕が自分で持ちたいんだ。
バッグにはチームの名前が書いてあるから、僕がサッカー選手だってまわりのみんながわかるだろ?
僕、それが好きなんだ。
パパ、お願い。試合の後にママに「今日は勝った」とか「負けた」とかって話すのはやめて。
ママには僕がとっても楽しんでいたって伝えてほしいんだ。
それから、僕がすごいシュートを決めたから勝った、って言うのもやめてね。
だって、そうじゃないんだもの。僕がシュートを決めたのは、仲間が僕に良いパスをくれたからなんだよ。
勝ったのは、僕らのチームのゴールキーパーが必死に相手のシュートを防いでくれて、チームの仲間が全員で
せいいっぱいがんばったからなんだ。(コーチが僕らにそう教えてくれるんだ)
怒らないでね、パパ。こんなことを書いてしまったけど。
僕、パパが大好きなんだ。
練習に遅れてしまうので、これでおしまいにするね。
練習に遅刻すると、今度の試合にはじめから出してもらえないんだよ。
じゃあね。
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